ルールはリクエストごとに適用するポリシーを決めます。設定場所はConfigの現在有効な構成です。通常、各ルールはルールタイプ、照合する値、ポリシーで構成されます。よく使われるポリシーはDIRECT、PROXY、REJECTです。構成内で定義済みのポリシーグループを指定することもできます。ポリシーグループ名はプロトコル名ではありません。ルールに記述する前に、指定先が実際に存在することを確認してください。
DOMAINは完全一致のドメイン名、DOMAIN-SUFFIXはドメインのサフィックス、DOMAIN-KEYWORDはドメイン内のキーワードに照合します。IP-CIDRとIP-CIDR6はそれぞれアドレス範囲を指定し、GEOIPはアドレスの地域情報に基づいて照合します。USER-AGENTはクライアントが該当するリクエスト情報を取得できる場合に使えますが、すべての通信に適用できるわけではありません。アプリを判別する汎用的な方法として扱わないでください。
設定方法:具体的な条件を先に置き、FINALを確認
構成内のルールは通常、上から順に照合され、最初に一致したルールで処理方法が決まります。特定のドメイン向けのルールを追加する際は、それより前に広い条件のルールがないか確認してください。FINALは、それ以前のルールに一致しないリクエストを処理するため、通常はルール一覧の末尾に置きます。編集前にコピーを保存し、有効化したら特定の接続先に一度だけアクセスして、接続記録で結果を確認します。
DOMAIN-SUFFIX,example.com,PROXY
IP-CIDR,192.168.0.0/16,DIRECT
FINAL,DIRECT
上記の例は構文の説明用であり、完全な構成ファイルとしてそのまま使えるものではありません。1行目はドメインサフィックスに基づいてPROXYを適用し、2行目は指定したプライベートアドレス範囲にDIRECTを適用し、最後の行はそれ以外のリクエストを処理します。実際のLANアクセスには、システムのルーティング、ネットワーク権限、構成のオプションも影響します。ルールの結果が想定と異なる場合は、まず一致記録を確認し、名前解決の段階やアドレスの照合条件が関係しているかを判断してください。
構成ファイルの更新によってルールの内容が変わることもあります。リモート構成を更新した後に動作が変わった場合は、ファイル名だけでなく、更新前後のルールの順序、ポリシー名、DNS設定を比較してください。項目やプロトコルのパラメータについてはプロトコル解説を、初めて接続する手順は使い方ガイドをご覧ください。